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Ubuntu 11.04にAmarokをインストール

screenshot-amarok

Ubuntu 11.04よりデフォルトのメディアプレーヤーがRythmboxからBansheeに移行となりました。

ディスクスペースの削減から歓迎されている様ですが、私の環境では次の事情から以前より利用のAmarokをインストールして音楽を聴いています。その事情とは…

  • 主に使用するPCのOSはWindows
  • 主に使用するメディアプレーヤーはiTunes
  • 音楽ファイルはMP3
  • アートワークをMP3ファイルに埋込み
  • 埋込むJPEGファイルは1,889px x 1,889pxのバカサイズ
  • IP3タグはMP3TAGで編集
  • IP3タグのバージョンはv2.4・文字コードはUTF-8

当然、iTunesでは文字表示・アートワーク表示に問題ありません。ところが、Bansheeでは文字表示に問題ないものの、埋込みアートワークを表示せず、ネットで入手したアートワークが表示されてしまいます。

[設定]-[拡張機能]-[カバーアート取得]をチェックオフにすれば、「勝手な」アートワークを非表示にすることもできますが、それも味気ないですし、ストレージ容量圧迫を承知でデカサイズのMP3を作成している意味がありません。

ちなみに、公式サイトのFAQには下記の説明があるのですが…何故?

Where does Banshee get its cover art?

Banshee looks first in the audio file itself for embedded artwork, then in the folder the file is in, then from Rhapsody, then MusicBrainz, which may link to Amazon or other sites, then finally Last.fm.

ID3タグのバージョン等いろいろテストしてもいいのですが、現在の私的ルールを変更するつもりもないので、Amarokで行きます。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #9

屋内配線#2概要

今回は、2Fの二部屋目の屋内配線です。本日行った作業は…

  1. アンテナケーブルを部屋の天井から挿入
  2. ケーブルキャッチャーを使って分配器まで引き寄せ
  3. 小技を使ってCD管内に配線
  4. アンテナコンセントの設置

です。

アンテナケーブルを部屋の天井から挿入

antennadiy_09_01

まず、天井にアンテナケーブルを通す穴を開けます。#8でも行っている作業ですが。不用意に穴位置を決めると梁に当たってしまう可能性があるので、事前に天井裏で梁の位置をチェックし、更に天井板を叩いて梁がないことを確認します。

前回は手持ちの金工用ドリルを使って3mm径で小穴を開け、8.5mm径でケーブルの通る穴を開けました。木材とりわけ天井板の様な薄い木材には金工用ドリルはご法度は承知の上だったのですが、多少の「めくれ」が生じてしまいました。

今回は、たったこの為だけに、木工用ドリルを購入して穴あけしています。当然「めくれ」もなく、綺麗な穴が開きました。

この穴から、慎重にアンテナケーブルを挿入していきます。

ケーブルキャッチャーを使って分配器まで引き寄せ

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もう1つの過分なお買い物が「ケーブルキャッチャー」です。

以前に自宅のエアコン専用コンセントの配線時に電気工事業者のお兄さんが手にしていたのを見て、「おぉ、こんな便利なものがあるんだ…」と感心したプロ御用達のツールです。

仕組みは単純で、手の届かない位置にあるケーブルまで、釣竿のごとく竿を伸ばし、その先端にある鉤で引っ掛けたら、今度は竿を手元から収納して、ケーブルを引き寄せます。

尚、右上の写真のケーブルキャッチャーのそばに写っているウネウネしたケーブルですが、電気屋さんがテキトーに引き回してくれた、エアコン専用の電源ケーブル(VVFケーブル)です。

小技を使ってCD管内に配線

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屋内配線を行うに当たって、ネットでお勉強をしたのですが、一番参考になったのが、下記サイトでした。

上記サイトの説明を参照して、下記手順でケーブルをCD管に通します。

  1. ポリ紐の先端にティッシュを丸めたボンボンをつけます
  2. ボンボンの先端をCD管に少し押し込みます
  3. CD管の反対側から掃除機で吸い込み、ボンボンを引き寄せ、管の外に引き出します
  4. ポリ紐が貫通したら、アンテナケーブルをビニールテープで3重にぐるぐる巻きにしてポリ紐に繋ぎます
  5. ポリ紐を引っ張り、CD管にアンテナケーブルを通します(かなりの力が要ります)

アンテナコンセントの設置

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#8と同じ作業ですが、下記の要領で行います。

  1. 露出増設ミニボックスを柱に固定します
  2. アンテナケーブルをボックスに通します
  3. F型接栓をケーブルに接続します
  4. テレビターミナルにF型接栓を接続します
  5. テレビターミナルをボックスに固定します
  6. ボックスカバーを取り付けます

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #8

屋内配線#1概要

いよいよ、屋内配線にとりかかります。本日行った作業は…

  1. アンテナケーブルを屋根裏へ引き込み
  2. 屋根裏に分配器を設置
  3. アンテナコンセントの設置

です。

アンテナケーブルの屋根裏引き込み

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#4で記述しましたが、アンテナケーブルは暫定的に[すきまケーブル]を利用して屋内に引き込んでいます。

これを外して、本来の目的通りに、2階の屋根裏へ引き込みます。

引き込み箇所は、現在も使用中のケーブルTVのケーブル引き込みに使用されているパイプです。暫くは併用となるので、ケーブルTVのケーブルはそのまま、アンテナケーブルを差し込みます。パイプ径に余裕があったので、無理なく挿入できました。

引き込むアンテナケーブルは長いままにしていたので、屋外に露出する分に多少の余裕を持たせてら、残りはすべて屋外からグイグイと押し込んでしまいます。

続いて、2階の部屋の天袋から天井裏を除きます。

庇(ひさし)の狭いスペースに外から「適当に」押し込んだケーブルがトグロを巻いていました。

梁にステープルで固定されているのはケーブルTVのケーブルです。ケーブルTVを引き込む際に業者の方が配線したものと思われます。

手元に子供の頃に使った竹製の釣竿がありました。カーボンシャフトのものではなく、太さの異なる細い竹を差し込んで繋ぐタイプのものです。ある程度の年齢の方でないとイメージ湧ないかも。

本来の釣竿の先端は使用せず、3段目あたりのある程度の太さのある竿の先端に金属製のS字フックをビニールテープで縛りつけた簡易ケーブルキャッチャーを作り、そのS字フックをトグロをまいたケーブルの中間辺りに引っかけ、やおら引っ張ります。

結構な力で引っ張らないと、ケーブルは手元にやってきません。最初、引っ張る力に耐えきれず、ビニールテープからS字フックがスルっと抜けてしまいました。これでもかという位にグルグル巻きで固定し直して、何とか手元に引き寄せました。こんな苦労をしたので後日、プロ用(といっても廉価版ですが)を購入してしまいます。

ケーブルはこのままでも何の問題もないのですが、折角CD管を購入したので、CD管に通すことにします。2m程度の距離だったので、手元の作業で意図した場所に収めることが出来ました。まぁ本来CD管は先に配管するものですから、ただの自己満足ですね。

屋根裏に分配器を設置

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今回天井裏を覗いている天袋のある部屋に、最初にアンテナコンセントを設置することになるのですが、天袋の穴の近くに、分配器を設置するのに丁度いい柱がありました。天井裏に這い上がることなく、天袋に腰を掛けたまま作業できるので、ここに分配器をネジ止めすることにしました。

本日は、アンテナコンセントは1箇所しか設置しまないので、接続しない5箇所にダミー抵抗を取り付けます(写真: 右側4箇所と左側上部)。

CD管を通したアンテナケーブルを分配器の入力コネクタに接続します。(写真: 左側中央)

アンテナコンセントの設置

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設置した分配器と同じ柱にアンテナコンセントを露出配線にて設置します。

DIYをする者にとって、あこがれのパナソニック・コスモシリーズ(私見)ですが、私のコスモシリーズ使用はこの露出配線が「お初」となってしまいました(T_T)

まず、室内から天井にドリルで穴を開けます。穴の位置は慎重に検討・確認の上、決定しないと、天井を支える梁にあたってしまったりするので、気を付けます。実は、この部屋のエアコンの専用コンセントを付けた電気屋さんがやらかしてました(^^

分配器の出力コネクタ(写真: 左側下)にアンテナケーブルを接続して、天井にあけた穴に通します。分配器からの距離は50cmほどしかありませんから、配線は楽です。

増設ミニボックスからアンテナケーブルを通し、F型コネクターを接続します。

更に、テレビターミナルを接続して、ボックスに押し込むのですが、これが結構キツくて難儀しました

天井近くに配置した理由は、長押(なげし)の中にアンテナケーブルを這わせて、テレビのある位置まで壁面配線(と言うのかな)する為です。

これで、屋内配線第一弾は完了となりました。[すきまケーブル]による配線より、距離は遠回りになるし、分配器を経由したので信号ロスも発生しているので、なんだかしっくりこないのですが、本来の目標に近づいたのでヨシとしましょう。

Windows Vistaの[システム構成]で不要な[スタートアップ項目]を削除

先日、サービス終了となったNapsterのプログラムをWindows Vista PCから削除しました。ところが、[システム構成]-[スタートアップ]を確認すると、[NapsterShell]が残ったままです。サービス提供が中途半端なら、アプリケーションソフトも中途半端なヤツです。

ネットで削除方法を検索して、うまくいったので、その手順覚書です。参考にする方は自己責任で。

  1. [システム構成]-[スタートアップ]で削除したい[スタートアップ項目]を確認
    • 今般は[NapsterShell]
  2. [コマンド]列の情報で、削除して問題ないプログラムであることを確認
    • 今般はプログラムを削除後だったので、記されたフォルダは存在しない
  3. [場所]列で、レジストリ・キーを確認
    • 通例[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREWindowsCurrentVersionRun]
  4. レジストリエディタを起動
  5. 上記で確認したレジストリ・キーを表示
  6. 当該エントリ(今般は[NapsterShell])の上で右クリック
  7. [削除]をクリック
  8. [値の削除の確認]警告メッセージで[はい]をクリック
  9. レジストリエディタを終了
  10. 再度、[システム構成]-[スタートアップ]で削除したかった[スタートアップ項目]が表示されていないことを確認

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #7

屋内配線資材調達

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例によって、amazonで調達です。

メーカー 型番 摘要 数量
日本アンテナ CD-6P-SP CS・BS対応ダイキャスト6分配器 1
Panasonic WVC9001W 露出増設ミニボックス 6
Panasonic WCS38809W 埋込高シールドテレビターミナル 6
日本アンテナ DF-75C-SP ダミー抵抗 5
マスプロ FP-5P F型コネクター / 5C用 12
YAGI S5C30G S5CFB 巻きケーブル 30m 1

ダミー抵抗は、6分配器の空き端子に装着します。ノイズ混入や信号の外部漏洩を防ぐ効果があるそうです。6部屋へ分配するので、最終的には不要となるのですが、作業は休みの日に1部屋ずつとなりそうなので、購入したわけです。TVやレコーダーの使用しないアンテナ端子にも効果あるそうなので、将来はそちらに利用する予定です。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #6

ようやく屋内配線に

アンテナをDIY設置しましたが、現在はバッファロー製チューナーに直結して視聴しています。
つまり、まだ仮接続の段階のままなのですが、「忙しい」を理由にずるずると早9ヶ月経過(^^ゞ

地デジ完全以降までいよいよ時間が無くなってきました。このままでは各部屋視聴が出来ません。重い腰をあげ第2ステップとして、屋内配線に、ようやく取り掛かることにしました。

現状調査

外壁の状況から、現在利用のケーブルTVのケーブルは、外壁面の保安器を経由して、2F天井裏に入っていることは確認済です。

各部屋の壁面コンセントにアンテナ信号が届いており、天井裏に入ったケーブルは分配器に接続され、各部屋へ分配されていると想像しておりました。

まずは、天袋から天井裏を覗きます。ここで、第一の残念な状況を確認。

電波障害地域への無料サービスとして提供されたケーブルTVは、拙宅の建築後数年経ってから行われています。当時私はこの実家を出て一人暮らしをしていたので、工事の状況を実際に確認しておりませんが、委託業者が配線したであろうケーブルは[5C]と思わしき太さに見えますが、建築時に行った屋内配線のケーブルは明らかに[3C]の細さで、ステープルで固定されています。30年近く前のことですから、仕方のないことですが、これでは地上デジタル・BS/110度CSの視聴に流用することは断念せざるを得ません。[5C]ケーブルで配線し直しです。

続いて、壁面コンセントの確認です。

BS/110度CSアンテナには15Vの給電が必須な為、最低1ヶ所は通電タイプに変更しなくてはなりません。現在のコンセントは当然のごとく非通電タイプで、更にケーブルの接続はF型接栓タイプではなく、ネジ留めタイプです。TV側のコネクタもネジが切っていないツルツルタイプです。これもケーブル同様当時としては普通の選択だったと思われます。

コネクタは全て交換します。ケーブルも流用はしない事にしました。ならば、不要となるケーブルは取り外さなければならないのですが、これが出来ないことが判明しました。天井裏のみならず、壁内もステープルで固定されているようで、引き抜くことが出来ません。

CD管を利用した配線ならば、簡単に交換できたのですが…これも当時であれば普通の工法だったのでしょうね。つまり、これが第二の残念な状況なのですが、結局、既設の壁コンセントのボックスまで壁内を配線することも断念せざるを得ませんでした。

新屋内配線計画

前項の調査結果を踏まえ、下記の計画を立てました。

  • ケーブルTVのケーブル敷設に使用している既設の管を利用して、アンテナからのケーブルを屋外から屋内へ引き込む
  • 引き込んだケーブルは[全端子電流通過型]の分配器の[IN]端子へ接続
    • 本来、ブースターのある環境なので、分配器は[1端子電流通過型]でOKなのですが、将来の環境変化にフレキシブルに対応する為に[全端子電流通過型]を選択しました
  • [OUT]端子から各部屋へ[5C]ケーブルを敷設
  • 壁内配線を断念し、各部屋のアンテナコンセントは天井下に露出配線にて設置
    • 実は、数年前にエアコン専用回路工事を電気工事業者に依頼した際、業者の方が選択したのが、この露出配線でした。悪く言えば、「やっつけ」(^^ゞとも言えますが、古い家屋ですし、コストも考えれば、不満はありません。

実は、この計画に多く影響するのが、第三の残念な状況…すっかりメタボになった私の体型でした…果たして、天井裏を自在に移動出来るのか?!。#7へ続きます。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #5

BS/110度CSアンテナの方位角”再”調整

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前回の方位角調整ではサイトで確認した情報から、建物を目安に決めました。結果は予測していたとはいえ、何も表示されず。

まぁ、「想定内」と余裕をかまして、BS/UHFチェッカーの出番となりました。

BS/UHFチェッカーにアンテナケーブルを接続し直すと、当然のごとく、インジケーターはひとつも点灯しません。

そこで、受信感度を最大にして、アンテナの方位角を微妙にずらして見ると、見事にフル点灯。

続いて、今度は受信感度を若干下げて、更に方位角を左右に少しずつずらして、最大感度となる方位角を求めます。

まぁ、地上デジタルアンテナの時の調整と同じなのですが、最終的には「こんなものかな」でした。

この方位角の調整だけは、是非とも二人で実行されることをお勧めします。BS/UHFチェッカーなぞ用意せずとも、携帯電話を使えば、テレビ前で受信感度表示をチェックする人が、アンテナ調整役へ「上がったよ、下がったよ」「今のイチが最高みたい」と連絡しあえば、ベストポジションを求められます。携帯さまさまですね。以前なら大声でやり取りしたり、一人なら屋根に登ったり、降りたりを繰り返したりするところです。

BS/110度CS放送の再視聴

この調整で、閲覧できなければ、まさにトラブル発生となるところですが、綺麗に表示してくれるようになりました。

これで、やっと我が家でも地上デジタル・BS/110度CS放送とも視聴可能となりました。

実は、ここで小さなミスをおかしてしまっています。

最初の作業では、ブースターの電源部のACケーブルをコンセントに接続してから、ブースター部のDC15Vのスイッチをオンとしました。BS/UHFチェッカーを取り付ける際も、安全のために、スイッチ一途をオフにした後電源部のACケーブルをはずしていたにも関わらず、調整作業を終え、再接続した際に横着して(屋根にもう一度登るのをはしょる為)、このスイッチをオンのまま、電源部のACケーブルを接続したのです。

ACプラグをタップコンセントに挿した瞬間、「ボッ」という音とともに小さなスパーク。「やっちまったぁ、壊したかな」とヒヤッとしたのですが、今のところ、大事には至らなかったようです。何事も横着したら、ダメですね。

今回の作業の反省点

経費節減も含めて決意したDIYで、何も映らなかったでは、お話にならない事態だったので、まずは一安心となりました。ただ、幾つかの反省点もありました。

  • 今回、延べ2日以上掛ってしましました。やはり一人より二人で作業を行った方が圧倒的に時間短縮になります。
  • アンテナポストを支えるステンレスワイヤーの取り扱いが雑になってしまい、余分なヨリやマゲを作ってしまいました。アンテナポストを立てる前に、しごいてみたものの、綺麗にまっすぐにならず、仕上がりの面で、若干の悔いが残りました。
  • 前述の通り、携帯を利用した方位角調整を行なえば、BS/UHFチェッカーの出費は不要でした。

今後の予定

前述の通り、現在、我が家には、地デジ・BS/CS110度デジタル放送を受信可能な装置はチューナー1台しかありません。その為、ブースターの電源部からチューナーへアンテナケーブルを分波器を介して直結しております。

アナログ放送終了時には、各部屋の複数台で受信することになるので、今後、屋根裏に設置されている地上アナログ用の分配器を交換する必要があります。イメージとしては、下記リンクで説明の図のようになります。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #4

アンテナマストの連結

アンテナマストはマスト径32mm・長さ1.8mmを2本購入しました。

これをマスト継ぎ金具で連結します。

支線止め金具とステンレスワイヤーの取付

ステンレスワイヤーをマスト側で固定する支線止め金具をマスト継ぎ金具の上部とマスト先端の2箇所に固定し、それぞれステンレスワイヤーを取付けます。

尚、ステンレスワイヤーの長さは、荷造り用のビニール紐を代わりに支線止め金具に取付けて、現物合わせで求めました。
尤も、これも作業者一人であるが故の対策ですね。

アンテナマストの仮設置

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アンテナマストにアンテナを固定する前に、アンテナマストのみ仮設置して、ステンレスワイヤーをターンバックルに取付ける作業を済ませておきます。
理由は、重いアンテナを掲げたら、短時間でステンレスワイヤーを張って、マストを固定する為です。

あくまで、仮設置なので、写真のマスト固定のステンレスワイヤーは張っていません。

地上デジタルアンテナの取付

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仮設置を終えたら、アンテナマストを降ろして、マスト先端に地上デジタルアンテナを取付けます。

説明書通りにアンテナを組み立て、マスト先端に固定しますが、その方法は2本のボルトで締め付けるのみ。これで、強風に持ち耐えてもらうのですから、しっかり締め付けます。

アンテナ線の同軸ケーブルは、アンテナメーカー推奨の通り、インシュレーターと呼ばれる固定金具で、アンテナマストと一定の距離を保って固定していきます。

ノイズ等の影響による信号ロスを防ぐことがその目的のようですが、街中で見かける、おそらく電気工事業者が行ったと思われるアンテナは、ほとんどと言っていいくらい、ポストに直にテープで巻きつけていますね。

尚、写真左上に、アンテナマストを立てた際、正しく垂直に立っているかチェックする[水準器]が写っています。

アンテナマストの本設置

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地上デジタルアンテナを取付け、いよいよアンテナマストの本設置となりました。

アンテナが3.1kg、マストが2.2kgx2で、重量は8kgほどあります。何度も繰り返しておりますが、一人より二人でやるべき作業ですね。結構気合を入れてゆっくりと持ち上げ、若干腕をプルプルさせながら、またゆっくりと屋根馬に差込みました。お隣さんの壁にガシャーンと倒れ込むことなく成功して、まずは一つのヤマを越しました。

この後、アンテナの方向を決めるため、まだワイヤーは完全に張りません。

BS/110度CSデジタルアンテナの取付

地上デジタルアンテナのアンテナ方向の調整の前に、BS/110度CSデジタルアンテナの取付に入ります。

こちらも、説明書通りに組み立てます。垂直方向の角度はアンテナの取付金具に刻まれた分度器に適当にあわせ、水平方向はご近所のアンテナに合わせて「こんなもんかな」とこれまた適当に角度を決めます。

ブースターの取付

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引き続き、アンテナブースターを取付けます。

次項の方位角調整後、アンテナケーブルをブースターに取り付けます。

地上デジタルアンテナの方位角調整

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地上デジタルアンテナは目見当で方位角を定めても、結構いい感度で受信できる様です。

今回は、BS/110度CSデジタルアンテナでの活躍を期待して、BS/UHFチェッカーを購入しており、地上デジタルアンテナで方位角調整の予行演習をしてみました。

接続するなり、かなり鮮やかにフル点灯してしまて、拍子抜けでした。説明書通りに、一旦感度を落として、LEDの点灯レベルが下がった所で、少しずつ、アンテナマストを回転してアンテナの方位角を調整します。

LEDの点灯が最高レベルに点灯したところで、屋根馬のアンテナマストを固定するボルトをしっかり締めました。

とは言え、LEDの輝度で判断しているのですから、結局は「こんなもんかな」的判断です。まあ、簡易チェッカーの限界ですね。

BS/110度CSアンテナの仰角調整

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地上デジタルアンテナの方位角調整を終えて、アンテナマストが固定されたので、ここで、BS/110度CSアンテナの仰角・方位角の調整に入ります(まぁ、マストを固定してから、BS/110度CSアンテナを設置してもよかったのですが…)。

まずは、仰角調整です。仰角とはアンテナの上下方向の傾き(地上から放送衛星を見上げる角度)のことです。説明書に主な都市の緯度が記載されているので、それを参考に取付金具に刻んである緯度表示に合わせ、仰角を決定します。

正確に合わせたいという方は、まず自宅の緯度・経度を調べます。

上記サイトにアクセスして検索ボックスに住所を入力の上、[検索]ボタンをクリックすると、簡単に確認できます(実は、下記の方位角で説明のサイトでもわかるので、下記サイトの利用で充分です)。

それを元に、仰角を決めるわけですが、金具の緯度表示は大雑把な角度(5度単位)しか刻んでいないので、まぁ結局は「適当」ですね。
こだわる方は分度器を当てて、あらかじめマジック等で目印を付けてもいいでしょうが、当然、水準器で正確にアンテナポストを垂直に立てることが前提となります。

BS/110度CSアンテナの方位角調整

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続いて、方位角を調整します。地上デジタルアンテナとは違って、BS/110度CSを含め、衛星放送アンテナの方位角はかなりシビアな調整が必要となります。

とは言え、最初は大まかな方向を決定します。説明書には「午後1時から2時の太陽のある方向」などと記載されていますが、これも結構大雑把な説明ですよね。

先の緯度経度を知るサイトの様に、自宅に於ける衛星放送の向きを調べるサイトがあります。
先述の通り、緯度・経度も教えてくれます。

  1. [All Satellites]のプルダウンメニューから[[110.0E BS-3N | BSat 1A, 2A, 2C, 3A | Nsat 110]を選択します。
    因みに、BSsatがBSデジタル放送衛星でNsatが東経110度CS放送衛星です。
  2. [Your location]のテキストボックスに日本語で自宅住所を入力して[Go!]ボタンをクリック。
  3. アンテナ設置箇所と微妙にずれていたら、アンカーをドラッグして移動します。
  4. 地図上に表示される緑のラインが放送衛星への方位となります。

よほどの風光明媚で山川海だけののどかな風景にご自宅や別荘を構えていらっしゃる方でなければ、ご近所さん宅を目標物に、およその方位角を決定するこが出来ます。

家屋へのアンテナケーブルの配線・引き込み

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アンテナは自宅隣接のバラックに設置したため、2Fの自室までアンテナケーブルを配線することになります。

現在はケーブルTVのケーブルが保安器・ブースターを通して、2階の屋根裏の分配器へ接続され各部屋のアンテナコンセントまで分配されており、各部屋で地上アナログ放送を視聴しています。

今回、地上デジタル・BS/110度CSに用意したチューナーはバッファロー製LT-H90DTVのみ。
そこで、暫定的に自室に直接アンテナケーブルを引き込むこととし、来る2011年7月前に我が家の全テレビを完全デジタル化する際に、屋根裏へ引き込むことにしました。

まず、屋根馬から最短距離の家屋2Fの壁まで、ステンレスワイヤーを張り、タイラップを使ってアンテナケーブルを這わせます。

続いて、アンテナケーブルを2F窓枠上を這わせます。窓枠が木材だったので、アンテナケーブル専用のステープルで固定しました。

自室へすきま配線ケーブルを使用して窓から引き込んでいます。

アンテナケーブルの接続

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ここまでの作業で、地上デジタルアンテナは問題なく視聴出来るはず、BS/110度CSアンテナは運がよけれ映るかも、というところまで至りました。

とりあえず、アンテナケーブルの接続を済ませ、初の視聴を試みることにします。

地上デジタルアンテナ・BS/110度CSアンテナ双方からのアンテナケーブルをブースターの指定のコネクタへ接続します。

続いて、ブースターと自室を結ぶアンテナケーブルもブースターの指定のコネクタへ接続します。

自室内では、チューナーとブースターへ給電する電源部をアンテナケーブルで接続し、電源部とすきま配線ケーブルをアンテナケーブルで接続します。

尚、BS/110度CSアンテナへDC15Vを給電するためのスイッチはブースター内に用意されていますが、安全を期して、自室内の電源部のACケーブルをコンセントに接続した後、バラックの屋根に戻ってブースター内のスイッチをオンしました。

ここまでの作業で日が暮れてしまいました。

期待半分で、いよいよ、視聴です。

結果は予測通りで、地上デジタルについては、ほとんどのチャンネルで受信感度80-90台となりました。一方BS/110度CSは案の定、何も表示されず、アンテナの設置を見直すようメッセージが表示されてしまいました。

次のお休みに、BS/110度CSアンテナの方位角再調整に臨みます。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #3

支線止め金具の改造

antennaDiy_03_01購入した「支線止め金具」は釘で固定するタイプです。

この釘を取り外し、同径のネジで固定するU字型の金具を取り付け、オリジナルのアンカーに取り付けるよう改造しました。

屋根馬の固定

antennaDiy_03_03antennaDiy_03_02屋根馬は切妻屋根の中央に固定します。馬の足先が波トタンに当たることになるのですが、そのままでは水平状態を保ち設置することが難しいと判断し、アルミのコの字型のアングルを購入し、ゴム足にはめ込みました。

屋根馬を屋根中央に配置し、ステンレスワイヤーを4方向に巻き付け、支線止め金具とターンバックルを中継して、ステンレスワイヤーを緩めた状態で取り付けます。

4方向とも仮取り付けを終えたら、1方向ずつ、ターンバックルを締め付けステンレスワイヤーを張り、屋根馬をしっかり固定しました。

実は、屋根馬のワイヤー固定は、当初予定されていませんでした。アンテナマストの中部、上部の2箇所を固定すれば、強度十分と想定していたのです。
固定するに至った理由は、「一人で作業をしなければならなかった」から。
男手が一人の我が家のため、今回のアンテナ設置は私一人で臨んだのですが、屋根馬を固定しないまま、アンテナマストを仮設置してみたところ、ちょっとした力加減で、簡単に倒れかかってしまったのです。怪我も心配ですが、隣家にアンテナやアンテナマストが倒れては大変です。そこで、万全を期して、屋根馬を固定することにしたのです。

地上デジタル・BS/110度CSデジタルアンテナをDIYで設置 #2

ようやく設置作業開始

#1で機材購入への経緯を書きましたが、それから4ヵ月以上が経過してしまいました。

何をしていたかと申しますと、アンテナを設置するバラック屋根のペンキ塗りでした。トタン屋根のため、数年に一度(今回は7年振り)のペンキの塗り替えが必要で、「折角アンテナを設置するのだからその前に」と、ペンキ塗りを開始。週末の休みを利用して数回に分けて行い、さらに天候が悪くて順延などと、ここまで時間がかかってしまいました。

ピカピカの屋根に生まれ変わり、いよいよアンテナ設置の作業開始です。

アンカーの設置

antennaDiy_02_01アンテナマストはステンレスワイヤーを四方に張って屋根に固定します。その固定する機材を「アンカー」と呼ぶようです。

固定する場所は、切妻屋根の「出し桁」。

#1でも書きましたが、過去にFMアンテナを設置したことがあり、当時も同じ個所に亜鉛メッキされた釘のアンカーを固定していました。

ところが、釘を固定する際、不勉強な当時の私が亜鉛の「小口巻き(露出した桁の小口の腐食を防ぐ覆い)」を外してしまっており、風雨にさらされた結果、小口の中央が腐ってしまい、釘製のアンカーでは固定できなくなってしまいました。

そこで、今回は、木材と鉄製の金具を使ってオリジナルのアンカーを作製。気休め程度にスプレーで塗装して、小口にネジ止めすることにしました。
尤も、これもいずれは朽ちるわけですが。

結構かっこいいでしょ(^^ゞ